Googleクチコミへの返信ガイド|基本の型・状況別の例文・多店舗での回し方
クチコミへの返信は、書いた本人に向けたものであると同時に、これから来る人が読むものです。後者のほうが人数が多い、と考えると書き方が変わります。
返信の基本の型
迷ったら、この4つを順に入れると形になります。
- お礼:来店と投稿へのお礼
- 具体を拾う:本文に書かれていた内容に一言触れる
- 店の姿勢:どう受け止めたか、どうしていくか
- 次への一言:また来ていただけたら、という結び
2番目がいちばん効きます。定型文かどうかは、ここで決まります。「ご来店ありがとうございました」だけの返信が並んでいると、読む人はすぐ気づきます。
状況別の例文
高評価(★4〜5)
この度はご来店いただき、ありがとうございました。
スタッフの対応について触れていただき、担当者ともども喜んでおります。
お客様に安心してご相談いただける雰囲気づくりを、これからも大切にしてまいります。
またお近くにお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
高評価への返信は短くて構いません。ただし全部同じ文面にしないことです。同じ返信が10件並んでいると、読む人には「作業」に見えます。
低評価(★1〜2)
この度はご不快な思いをおかけし、申し訳ございませんでした。
お待たせした点について、店舗内で共有し、受付の流れを見直しております。
貴重なご指摘をいただき、ありがとうございました。
差し支えなければ、詳しいお話をお聞かせいただけますと幸いです。
低評価への返信で守ることは3つです。
- 言い訳から入らない。事情説明が先に来ると、読む人には反論に見えます
- 個人を特定する情報を書かない。「◯月◯日にお越しの◯◯様」は書いてはいけません
- その場で決着させようとしない。詳細のやり取りは別の窓口へ移します
事実と違う内容が書かれているとき
ご投稿ありがとうございます。
記載いただいた内容について、当店の記録を確認しております。
行き違いがあった可能性もございますので、お手数ですが下記までご連絡いただけますでしょうか。
公開の場で「事実と違います」と断定するのは避けます。読む人には、どちらが正しいか分かりません。冷静に対応している側が信用されます。
明らかにポリシー違反(虚偽・誹謗中傷・関係のない内容)であれば、Googleへの削除申請も選択肢です。ただし申請が通るとは限らないので、返信は先に済ませておきます。
返信してはいけない表現
| 避けるもの | 理由 |
|---|---|
| お客様の氏名・来店日時・購入内容 | 個人情報。本人以外も読んでいる |
| 「事実無根です」などの断定 | 言い合いに見える。読む人は判断できない |
| 「他店ではもっと…」といった比較 | 品位を下げる |
| クーポンや割引の提示 | 特典と引き換えの投稿を促していると見られうる |
| 返信の使い回しがはっきり分かる文面 | 読む人に「作業」と伝わる |
多店舗で回すときの決めごと
店舗数が増えると、返信は「文面の質」より「回る仕組み」の問題になります。決めておくとよいのは次の4つです。
- 誰が書くか:店舗か本部か。店舗に任せるほうが具体的な返信になりますが、ばらつきます
- いつまでに返すか:低評価は翌営業日まで、など目安を決めます
- 通す確認:低評価だけ本部が確認する、といった線引きをします
- 型を共有する:テンプレートを置き、そこから直して使う形にします
「店舗に任せたいが、そのまま公開されるのは困る」という場合は、申請と承認を分けられます。→ 代理店・多店舗で使う
全店の未返信をひとつの画面にまとめ、AIの下書きを直して返す形は クチコミに返信する をご覧ください。投稿は必ず人がクリックします。自動で返信することはありません。
AIの下書きを使うときの確認点
返信文をAIに作らせるのは有効ですが、そのまま送ってはいけません。最低限、次の4点を見てください。
- クチコミに書かれていない内容を足していないか
- 個人が特定できる情報が入っていないか
- 業種に合わない言い回し(「当店」「当院」など)になっていないか
- 謝罪すべきところで、説明から入っていないか
1件だけ試したい場合は、AI返信文ジェネレーター(無料・登録なし)にクチコミを貼り付けると3案出ます。
まとめ
- 返信は、書いた本人よりも「これから来る人」が読んでいる
- お礼 → 具体を拾う → 姿勢 → 次への一言。2番目で差がつく
- 低評価は、言い訳から入らない・個人情報を書かない・公開の場で決着させない
- 多店舗では、文面より「誰がいつ返すか」を決めるほうが効く
- AIの下書きは、書かれていない内容が足されていないかを必ず見る