Googleビジネスプロフィールが勝手に変わる理由と、気づくための備え
「気づいたら営業時間が変わっていて、お客様にご迷惑をかけた」という相談をよくいただきます。犯人探しをしても意味がないことが多く、変わること自体は止められないのが実情です。この記事では、なぜそうなるのかと、では何をしておくべきかを整理します。
誰が変えているのか
店舗情報が書き換わる経路は、大きく4つあります。
| 経路 | 内容 | 止められるか |
|---|---|---|
| 利用者からの提案 | マップの利用者が「情報の修正を提案」から変更を送る | 止められない |
| Googleの自動更新 | ウェブ上の情報などをもとにGoogleが更新する | 止められない |
| 社内の別の担当者 | 権限を持つ人が管理画面から変更する | 権限で絞れる |
| 連携している他のツール | 一括更新の対象に入っていて上書きされる | 設定で絞れる |
最初の2つはオーナー側で止める手段がありません。「勝手に変えられないようにしたい」という要望は、残念ながら叶いません。できるのは、変わったことに早く気づくことだけです。
なぜ厄介なのか
書き換えの困ったところは、通知が確実に届くとは限らないことと、間違っていない変更も混ざることです。
たとえば移転して住所が変わったときや、実際に営業時間を変えたときは、変更されて当然です。だから「変更を検知したら全部元に戻す」という運用にすると、正しい変更まで巻き戻してしまいます。
ここが、この問題を単純な自動化で片付けられない理由です。戻すか受け入れるかは、人が知っていないと決められません。
店舗数が増えると人力では持たない
1店舗なら、週に一度プロフィールを開いて見比べれば足ります。10店舗になると、それだけで時間が溶けます。数十店舗では、事実上できません。
結果として「お客様から指摘されて初めて気づく」状態になります。営業時間が違うまま数週間、というのは珍しくありません。
備えとしてやっておくこと
1. 正しい状態を決めておく
「これが正しい」という基準がないと、変わったかどうかを判断できません。店舗名・住所・電話番号・営業時間・カテゴリを、どこかに控えておきます。
2. 変更に気づく仕組みを持つ
毎日プロフィールを見比べて、変わった項目を知らせる仕組みがあれば、気づくのが遅れません。RocketReviewでは「見張り番」がこれをしています。→ 店舗情報を守る
3. 戻すか受け入れるかを、すぐ決められるようにする
知らせが来ても、直すのに手間がかかると後回しになります。ボタン一つで戻せる/受け入れられる状態にしておくと、その場で片付きます。
なお、検知したものを自動で元に戻す動きは、Google APIのポリシー上できません。「自動復元」と案内しているツールがあれば、実際に何をしているのかを確認したほうがよいです。
4. 権限を整理する
社内の誰が変更できるのかを見直します。全員がオーナー権限を持っている状態は、事故のもとです。→ 代理店・多店舗で使う
よくある勘違い
| 言われること | 実際 |
|---|---|
| オーナー確認していれば勝手に変わらない | 変わります。提案も自動更新も止まりません |
| 変更されたら必ず通知が来る | 来ないことがあります |
| 検知したら自動で戻すのがいちばん良い | 正しい変更まで巻き戻します |
| 情報が変わっても大した影響はない | 電話番号や営業時間の誤りは、来店の機会をそのまま失います |
まとめ
- 書き換えは、利用者の提案とGoogleの自動更新が主。止める手段はない
- できるのは、早く気づいて、戻すか受け入れるかをその場で決めること
- 「全部自動で戻す」は、正しい変更まで壊すので選ばない
- 店舗数が増えたら、人が見て回る運用は成立しない
いまの状態を確かめたい場合は、クチコミ健康診断(無料・登録なし)で件数・評価・鮮度の点数を出せます。